LABORATORY

清水の研究内容

【専門分野】

  • 科学教育
  • 教育工学
  • 教育心理学
  • 心理・教育統計

【研究内容】

  • 数学の教授・学習における動機づけの機能と実態(統計不安、数学不安、学習エンゲージメントなど)
  • 動機づけの視点に基づく「教育」の効果検証と改善(ICT活用、探究学習、ワーク・モチベーションなど)
  • 社会経済的地位が動機づけプロセスに及ぼす影響

【キーワード】

  • 統計不安
  • 数学不安
  • 学習エンゲージメント
  • 自己効力
  • 数学的問題解決
  • ICT活用
  • 探究学習
  • ワーク・モチベーション(ワーク・エンゲイジメントなど)

清水研究室(学部)を志望する方へ

 学部の卒業研究(算数)では、「数学の教授・学習に関する研究」、「ICT活用に関する研究」、「動機づけに関する研究」、「統計学やデータサイエンスを用いて、『教育』を問い直す研究」などを基本的な対象としますが、詳細なテーマや内容は各人の興味や問題意識を優先して、決めていただけたらと思います。学術的な研究をじっくり、かつのんびりと行うことは、大学生の時にしかできないことですので、自分のやってみたいことに挑戦してください。そのための指導・支援は惜しみませんので、(事前連絡の上)研究室までお越しください。

 そもそも、「教育」は「学校教育」に限定される営みではありませんので、卒業研究(算数)では、教員志望の有無を問わず、広く志望学生を受け入れたいと思います。ただし、一般的に、研究室において、学生と指導教員との人間関係は他の講義・演習と比して「密」になるので、本研究室に興味がある、あるいは志望される方は、事前に研究室を訪問した方がいいでしょう。

 卒業研究(算数)は、「研究ゼミ」、「文献ゼミ」、「論文ゼミ」、「統計ゼミ」から構成され、メンバーのニーズとシーズに応じて、相談の上、設定します。なお、教員採用試験や就職活動を優先していただいても構いません(ただし、進学希望者は除く)。

  • 研究ゼミ:自身の研究について報告し、周りと討論する。
  • 文献ゼミ:決められた文献について熟読した上で、報告し、周りと討論する。
  • 論文ゼミ:自身の研究と関連する論文について熟読した上で、報告し、周りと討論する。
  • 統計ゼミ:決められた統計学の資料について熟読した上で、周りにレクチャーする。

卒業論文タイトル一覧

◯アルバイトに対する形成的アセスメントの効果検証(2023年度)


清水研究室(大学院)を志望する方へ

 清水研究室(大学院)では、2024年度より修士課程の院生を指導可能です。所属は国士舘大学大学院人文科学研究科教育学専攻となります。

 大学院では、「数学教育」、ひいては「教育自体」を定量的方法を中心として実証的に研究、学習したい方を歓迎します。とりわけ、「数学教育」における動機づけを主たるテーマとしたい方には、より専門的に指導・支援することが可能です。ただし、卒業研究(算数)と同様に、詳細なテーマや内容は各人の興味や問題意識を優先して、決めていただけたらと思います。

 大学院の研究室では、学生と指導教員の人間関係は学部よりも「密」になるので、本研究室に興味がある、あるいは志望される方は、必ずかつ早めに研究室を訪問をしてください。希望される研究テーマや進路によって、他(大学)の研究室に進まれた方が、適切な場合もあるかと思います。特に、「数学」を研究されたい方は、他(大学)の研究室に進んでください。

 また、大学院の研究室では、以下のルールを原則として設けていることに留意してください。

  • ゼミは「研究報告」と「論文報告」を主とします。「研究報告」では、自身の研究について報告します。「論文報告」では、自身の研究と関連する英語論文について報告します。
  • 1年間に学会発表を最低1回行います。
  • 大学紀要論文などへの投稿を推奨します。
  • 研究テーマが「上から降ってくる」ことはありません。